イングマール・ベイルマン監督作品
医者のイサクは76歳になり、50年にわたる医学への献身によって、名誉博士の称号をうける式典に出席することになる。息子エーヴェルドの妻、マリアンヌがその会場まで車でおくってくれることになる。(前日に不気味な夢を見て、不安になって飛行機をキャンセルしたから)
その途中で様々な人に出会うことで徐々にイサクの心情にも変化が起こっていく。
死ぬことをテーマにしていて、見る人によって感想が変わってきそう。
基本的には車で移動するロードムービー。
イサクの地理的、精神的両面の旅の軌跡を描いていく。
イサクが見る夢と現実を行ったり、来たりするのはこの前観た『夏の遊び』みたいだった。