このレビューはネタバレを含みます
素敵な映画でした!
自分とイーサクの経歴と重なる部分はないけど、選ばなかった選択肢の蓄積の重々しさとか深刻さ度合いに関して共感しながら見た。
道中出会う登場人物とイーサクの過去に関わった人物の役割の対応や、夢の中に出てくる要素、アイテムと過去の事実との対応がどれも強く結びついていて、それが絶妙なタイミングで明かされていくためグッと話に引き込まれました!
過去は現在からどうにも作用することができなくて、そしてあまりにも時もすぎてしまって身動きが取りにくくなる、そんな状況で若者3人が歌を歌ってくれたシーンとか、サーラさんとそっくりの彼女がその後言った言葉が体を軽くしてくれました
あと、ラストのメイドさんとの会話や悪夢から解放されてみた両親の夢も上に同じで素敵でした
あと白黒のコントラストがとっても綺麗でした!