Guy

野いちごのGuyのレビュー・感想・評価

野いちご(1957年製作の映画)
3.3
オープニングクレジット直後の夢のシーン。彼の狂気への美意識が伝わってくる。
ロードムービーの原点と言われてるけど脚本が圧巻過ぎてその感じがしない笑
しかしまぁベルイマンの視覚的刺激は最初の夢のシーン以降は収束していったかなぁ。
勿論洗練されたショットや照明技術は目を見張るものがあるのだけれど前作“第七の封印“の覇気から見ると落ち着いてしまったような印象。
と言っても今後の出現する鬼才映画作家達は本作をベストムービーに挙げているのを良く見受けられる。
前作は前作でも“第七の封印”は今作と同年だしこの後また直ぐ数々の怪作を生み出す事になるのだけれど、良くもまぁこんなにもポンポンとイかれた作品を生み出せるものだと感心するばかりであります。
彼もまた間違いなく天才の1人です。