おじいさんが自分の冷たさを顧みてやさしくなろうとする映画?
あまり心の琴線に触れなかった。
母、若者、幼年時代の人々、家政婦などがおじいさんの考え方に影響を与えるのはわかるが、なんとなく表面的に感じ…
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とにかく落ち込んだ。
素晴らしい映像にはときめいたけれど、主人公の人生の振り返りがつらすぎて、怖くなった。
孤独も怖いけど、つまらない人間だからとかその場を流すためにきれいごと言って片付けるだとか、…
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YEBISU GARDEN CINEMAで開催の「ベルイマン生誕100年映画祭」にて鑑賞。13作観てまずベルイマン自己紹介作品『ファニーとアレクセンデル』の感想を書いたけど、後は製作順に(すべて寝落…
>>続きを読む老いと過ちを受け入れるロードムービー。
4回の夢を含めほぼ全ての場面が老人の目線で描かれる。彼にとって自分の人生が全てであり、夢はさながら自身の生き方に対する悔恨・後ろめたさと自尊心の葛藤だ。
唯…
己の人生を振り返るとき。
初ベルイマン。
私なんぞに理解できないだろうと避けていた監督ですが、今年は生誕100年ということでこれを機にチャレンジ。
生涯かけてやり遂げた仕事には満足しているが、人…
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○ベルイマン生誕100年記念上映にてベルイマン監督作品を初鑑賞。
○僅か1日足らずの出来事が、死期が眼前に迫る老人の一生、そしてこれからの世代へのバトンタッチを想起させる。冒頭の夢のシークエンスは…
ベルイマン生誕100年映画祭6作目
老教授の名誉学位の授与式への道行きに起こる出来事と垣間見る夢が交錯する。
ロードムービーの先駆け的な映画か。
いきなり不条理な夢で始まり陰鬱なトーン。
夢で楽し…
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『私は、学者肌で気難しく扱いにくい』
『周りの人間にも散々苦労をかけてきた』と自身の人生を自己評価するイーサク78才。
そんな気難しい爺さんの話のタイトルが、なぜ[野いちご]なのかと気になりつつ鑑…