「GO」に投稿された感想・評価

karayu

karayuの感想・評価

4.7
僕の”映画人生”のスタートになった作品が「GO」であり窪塚洋介さんだった。
今ではたくさんの映画を見るようになったし、こうして書かせてもらっているのだけれど、それも全部含めて今作のおかげ。
在日韓国人というバックグランドを抱えた主人公・杉原を窪塚さんが演じ、僕彼に飲み込まれた。
杉原の抱えていた偏見や差別による葛藤をラストで昇華するのだけれど、これほどの昇華という言葉が似合う映画はなかなかない。
それを実現したのは”痛み”を知り、それに素直に向き合うことができたから杉原の成長だと思う。


あらすじ
在日韓国人の高校生・杉原は朝鮮学校に通っていたが日本学校に転校する。
しかし、父親譲りのボクシングと強気な性格で学校中から喧嘩相手の的になってしまう。
ある日、友人の加藤に招待されたパーティで、どこか陰りのある少女・桜井と出会い惹かれていく。
そんな折、杉原の朝鮮学校時代の友人が殺害された。
それをきっかけに、彼は桜井に在日韓国人という生い立ちを打ち明けるが…。


感想・考察
僕にとって”窪塚洋介”という俳優と「GO」という作品
この作品を書かせて頂くにあたって、まずは僕と「GO」について。僕が今こうしてたくさん映画を見るようになったのも、それについてあれやこれやと書いているのも全部含めて、この作品が始まりだった。つまり、僕の”映画人生”の原点になった作品。これを見て刺激を受けた人はたくさんいると思うし、映画にはそういうパワーがあるんだと気づかせてくれた。

現在、窪塚洋介さんはTVに出ないと宣言している。それは彼の役者、芝居者としての熱量がTVを飲み込んでしまうからだと思う。逆に言えば、TVが彼に飲み込まれてしまう。それほど彼のパワーは強烈。そして、そんなパワーを映画として表現できる俳優だ。実際、僕は彼に飲み込まれた。そして、映画はもちろんファッションアイコンとしても生き方にも影響を受けている。今作では最初から最後まで彼の表現する表情や言動、もう全てといっていいほどに魅せられた。そして、なんといってもラストの雄叫びに僕の心はブチ抜かれた。
彼は役者としてはもちろん、ドラッグの件や飛び降りの件で、一種の神格化された伝説的な存在になっている訳だけれど、僕は「GO」を見たときにそれを感じていた。だからといって僕が彼を崇拝しているとか信仰しているとか、そういうわけでもない。僕が感性が豊とか映画通だとか、そういうのでもない。ただただ、彼のエネルギーを感じて彼に飲み込まれてしまうような感覚を覚えた。飲み込まれると言えば、「空気に飲まれる」とか「波に飲まれる」というから、ネガティブなイメージを持つこともあるかもしれないけれど、そうではなくて飲み込まれて心地よかった。最初に今作を見たときには、その感情をうまく言葉にすることができずに僕は単純に「スゴイ」「カッコイイ」と周りに話していた。
窪塚洋介さんは「言葉はちから」という。それが最近は、ほんの少しだけ分かったような気がする。その気がしているだけかもしれないけれど…。今僕はこの映画を見て思ったことを言葉で、書くことで表現することができるようになった。それが窪塚さんのいう「言葉はちから」をすこーしだけ飲み込めたような気がして嬉しかったりする。


以下ブログにて
リク

リクの感想・評価

4.5
No soy coreano, ni soy japonés, yo soy desarraigado.
壁をぶち破れ

社会の空気として20年前は差別なんてどんどんなくっなっていくと思っていた
現在はまたなくならないと思って諦めている

国境なんて超えてやる
kujira

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4.3
何度も見てる。邦画でトップ3に入るぐらい好きな作品。

山崎努の父親は飴なんてないムチのみの教育方針。
自分の父親としてはお断りするけど、近所にいたら好きになりそうなおじさん。
yohey

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4.2
オラオラ系青春恋愛映画と見せかけて、差別について考えさせられる作品。

映像の取り方、ストーリーの展開がとても好き!全く飽きない!男性向けの雰囲気ではあるが、恋愛と差別問題とをうまくかけあわせて、いいストーリーになっている!
窪塚洋介さんの演技はやっぱり凄いです!めっちゃカッコいいです!
男性からも好かれる男です!

めちゃ面白かったです!

このレビューはネタバレを含みます

ジョンイルの死は在日への差別のアンチテーゼでありその後電車をスーパービッグチキンレースの窪塚の残像が通るのは窪塚に前に進めよ、っていっていて、彼は柴咲コウに告白するわけなんだけど、彼女は彼を拒否する、、、大きな国境線の壁、、、知らない間は怖いなんて言わなかったのに。つまりは国籍なんて形だけで関わってみたらみんな同じ人間なんだよ〜ってことだよね、、、最後親父と決闘するのはクドカンワールドすぎて意味わかんなかったけど親父の壁を越えられない、つまり国籍という壁を超えられないことの暗示で、、、「だせー」弱音を吐いた親父は現実を見ているというか、、、それでも親父がおめーの言う通りだっていうのはそのあと柴咲コウとの再会が物語っていて、彼の家が突然停電したのは柴咲コウが国籍が関係ないことに気づいた、場面の転換のためであって、、、ジョンイルの足に引っかかった新聞紙は在日のしがらみというかそれを跳ね除けるわけなんだけど、その行動が朝鮮人の女の子を助けた気弱な彼の行動につながるわけで、しかしそこで死を遂げてしまうんだけど、、、
最後「だせー」っていうのは今まで気にしてた自分たちに「だせー」って言ってて、窪塚の役柄は革命的な感じの役柄が多いけど、気だるいその話し方とかやっぱりかっこいいんだよな〜面白いしな〜クドカンのジョークってあんまり好きじゃないんだけど構成的にはやっぱりみんなが熱狂するのもわかるというか、テーマとかが分かりやすいし親しみやすい気がする、ま、窪塚目当てなんですけど^^
「さくらいつばき、日本人みたいな名前で言えなかったの!」なんて皮肉なんだろう、、、「おれはリホンジュ、外国人みたいな名前で怖くて言えなかった!!!」って怒鳴って出て行く彼、、、あー窪塚さん、、、一生ついてく、、、
あ!あと!
「バラの名前が変わっても、その匂いは変わらない」ちょっとあやふやなんけど、そのシェークスピアの言葉は名前なんてどうだって良いんだよ、俺は俺なんだよということなんだよね、そのセリフを囲むジョンイルとそれを彼に渡すその真意に彼を失ってから気づいた時のその涙、、、なんて粋な男なんだジョンイル、、、
yugo

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4.0
シブすぎる。!
ふぇい

ふぇいの感想・評価

4.0
窪塚最高
さあや

さあやの感想・評価

3.8
原作がいいので。
窪塚ピースの影響は否めないけれど素敵よね。
あんな女の子に初恋したら一生こじらせたまんまだね。
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