まずは勝手にあらすじも読まずタイトルだけでサスペンスと思い込んだ自分をなじりたい。
実話だけど実にうまく映画的にまとめたもんだと感心した。
終盤間際でのどんでん返し的な展開も、普通なら不利な状況から決定的な証拠や証人の登場で大逆転てのが通常の流れかと思い、そうなることを予想しながらだったので驚きと共にのめり込んでしまった。
だってあんな悪人面だったら最後まで悪人じゃん 笑
振り返れば民事って言葉や表現が度々強調されていたのはさすがの伏線だったのね。
劇中では日本の水俣病訴訟にも触れていて、正義を勝ち取るには気が遠くなるほどの時間が掛かると言うのを思い知らされる。
法治国家の中での正義や秩序。
実に危ういなぁ。