Disney+独占配信のミュージカル作品💖🎶✨
2017年初演後、コロナ禍を経て、2021年にオフブロードウェイのステージ42で開幕した舞台のライブパフォーマンスを収録したもの🎥🎶
ダイアナ・ロスに強い憧れを抱き、ミュージカルのショービズ界での成功を夢見る13歳の少年トレバー❣️
恋と友情、自身のセクシャリティ🌈
困難に直面しながら、本当の自分を探し、受け入れていく姿を描くハートフルミュージカル🎙🎶
主人公のトレバー役のホールデン・ウィリアム・ヘーゲルバーガー君のちょっとぽっちゃりしてハイトーンの声の愛らしさがキャラクターとして良いし、何より演技が秀逸🥹
彼を始めとし、主要キャストは子供たちが中心✨
アメリカには本当スーパーキッズたちが多いな〜✨
描かれてるアメリカはローティーンの子たちも既に大人びてて、なかなかえげつない😇
主要なキャストは子供たちだけど、親や先生役は少し大人のキャストも✨
その中でもトレバーにとって大切な出会いをもたらすジャック役のアーロン・アラスがたった一場面ながら重要な役を担っていて、しかもすごいいい空気で劇場を包んでる感があって、印象深かった✨
ひょんなことから、バスケ部の出し物の演出を担当することになり意気揚々のトレバー君🏀✨
ステッキ持ってピシッとした白いスーツを纏った少年たちのIt’s showtime🎩的な場面が最高✨
前半は少しコミカルさもあったり、夢や恋にときめく子供たちの姿が微笑ましいのだけど、後半は一気に辛い。。。思いのほか辛いのよ、この話😭
サムネイルとかの雰囲気だと底抜けに明るい系のミュージカルかと思ってたわ💦
作品紹介にもアナウンスがあるけど未成年の自殺願望や描写もあり💦
ホールデンの苦難の演技はまた真に迫っているものがあって、もはや楽しんで観れないの辛い😭
ラストはちゃんと希望というか前進するような着地だったのが救い…😭
ただ辛かったり、困難な場面のナンバーの方が曲としてはよかったり🥺
曲は耳障りはよかったり、ミュージカルらしいナンバー多めだけど、インパクトはそこまでない感じかな〜🤔
テンション上がるのはオリジナル曲に挟まって時々登場するダイアナ・ロスの曲だったりする♬
“Ain't No Mountain High Enough♬”はやはり最高💖
ダイアナの幻というか彼女の象徴として、ダイアナ役もステージにたまに出てきて歌うスタイル🎙🎶
ダイアナは神とばかりに崇めていた少年は、ことあるごとにダイアナが残した言葉の数々を引用するけど、最後には自分の言葉で人生を語り歩み出す✨
ラストは爽やか雰囲気で締めくくる感じが少年少女の物語としてよかった✨
今作はアカデミー賞短編映画賞も受賞した1994年の18分の短編作品『Trevor』が基になってる作品🏆
この短編がきっかけとなり、LGBTQの若者の自殺予防を専門とする全国的な非営利団体The Trevor Projectも立ち上がった程、社会に影響を与えた作品とのこと🎬
YouTubeの公式チャンネルでその短編も配信されてたので、合わせて鑑賞👀(フィルマの作品登録なし)
基本ストーリーは一緒で、主要な場面のダイアナ・ロスの曲とかも一緒❣️
既にミュージカルの素養があり、舞台向きな演出も多い短編だった👏
この手の作品が90年代に世に出て注目され賞を取るという、当時としてはセンセーショナルな作品だったのではないかな〜と✨
2023ミュージカルチャレンジ♬057/100