めしいらず

女経(じょきょう)のめしいらずのレビュー・感想・評価

女経(じょきょう)(1960年製作の映画)
2.5
三話からなるオムニバス映画。監督陣が豪華なら役者陣もまたそう。女たちの逞しさ、したたかさ、舌先三寸。まとわりついて来る男どもを容易く手玉に取る彼女らだけれど、その一方で惚れた男には弱い。一話目がいい。欲しかった愛を手にできる寸前で打ち遣ってしまう。翻意し易い男への絶望であったか、女の生きる矜持であったか。さてまた。女心とは不可思議なもの。
めしいらず

めしいらず