梶野竜太郎

グッドバイ、バッドマガジンズの梶野竜太郎のレビュー・感想・評価

4.7
満員御礼でした。
そしてマジ名作。
なぜ1週間限定公開???

東京五輪により外国人の目を気にして
政府が立てた“見た目だけ綺麗にしてね指示”
そしによりコンビニからエロ雑誌 が消えた。
そのエロ本編集部に(希望してないのに)やって来た
女の子の物語。
ほぼ実話。

雑誌自体売れない今、
堕ちてゆくのが自然な業界だからこその脆さと強さ。
ブラック企業なのにそれが当たり前だった時代を
生きてきた私としては(業界も近かった)
たまらん作品でした。

まず、杏花 さん筆頭に役者がみんな上手い。
そして監督の力量である構成が見事なので
無理なく心に染みる。

エロ雑誌、グラビア誌が
当たり前にあったあの頃を知ってる人は
みんなに観て欲しい。
梶野竜太郎

梶野竜太郎