くう

Dr.コトー診療所のくうのレビュー・感想・評価

Dr.コトー診療所(2022年製作の映画)
3.1
大好きなコトー先生が帰ってきた。2003年、連ドラで泣いた。2004泣いた。原作で泣いた。2006年版で泣いた。いつも泣いてる。

連ドラと同じ志木那島の青い海、島民の賑やかさ、コトー先生の優しい笑顔…でも厳しい過疎島の現実と自然…

途中までは泣きながら見てた。でもでも……

ラストの畳みかけるような「ありえん」に引いていく自分がいました。なんでそうなったん。あそこで待機していた人々はどこ行ったん。え、もしかしたら全部夢なのかな……。

ちょっと雑すぎる気がします(ちょっとじゃない、だいぶ)

しかし過疎化地域の現実や、朝ドラ「おかえりモネ」でも語られた「なぜ災害の起きる場所で住み続けるのか」について考えさせられた。

考えても考えても答えは出ない。救えるのは行政だけのはずなのに……という問題提起にはなる作品。見ていて苦しい。


最終的にはこの厳しさを中島みゆきで浄化する。それは連ドラと同じ。

もう少し丁寧な脚本が欲しかった。
くう

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