大好きなコトー先生が帰ってきた。2003年、連ドラで泣いた。2004泣いた。原作で泣いた。2006年版で泣いた。いつも泣いてる。
連ドラと同じ志木那島の青い海、島民の賑やかさ、コトー先生の優しい笑顔…でも厳しい過疎島の現実と自然…
途中までは泣きながら見てた。でもでも……
ラストの畳みかけるような「ありえん」に引いていく自分がいました。なんでそうなったん。あそこで待機していた人々はどこ行ったん。え、もしかしたら全部夢なのかな……。
ちょっと雑すぎる気がします(ちょっとじゃない、だいぶ)
しかし過疎化地域の現実や、朝ドラ「おかえりモネ」でも語られた「なぜ災害の起きる場所で住み続けるのか」について考えさせられた。
考えても考えても答えは出ない。救えるのは行政だけのはずなのに……という問題提起にはなる作品。見ていて苦しい。
最終的にはこの厳しさを中島みゆきで浄化する。それは連ドラと同じ。
もう少し丁寧な脚本が欲しかった。