大正時代、実際に闘い生きて早逝した知里幸恵さんというアイヌ女性を知れただけでも観た価値があった。劇中で読まれる言葉が美しすぎて『アイヌ神謡集』即買いました
アイヌの素晴らしい風習が認知されてきてなんならいまや流行っているくらいだが、これからは当時の和人がアイヌにどれだけのことをして今日に至るのか、もっと知る必要がある。だけど、もうほっといてくれと思うアイヌが多いというドキュメンタリーも観たことがある。本当にどれほどの尊厳を踏み躙ってきてしまったのだろうと思う
映画はなるべくアイヌ語を使っていてくれて良かった
ただ、映像や脚本演出は映画として観るに耐えるギリのところかなと思ってしまった(気合い入ったテレビドラマくらいかな…)