突然の劇場公開に驚き、オリジナル版を見直して鑑賞しました。
総じて言うならば、ラジー賞を獲ってしまったオリジナル版の恥ずかしい部分を取り除き、これならどうだ❗とスタローンが仕上げた作品でしょうか？
そこまで大胆に変わっていて、まるで別の作品になったとは思いません。と言うか、なんで前作のシーンを増やしたのか？それはあまりにも削除したいシーンが多くて尺が短くなってしまったからでしょう。JBのシーンも長くなっていますがそれ必要か？
オープニングの星条旗とソ連旗のプリントされたグローブが激突して爆発🤣
ポーリーへのプレゼントとして贈られたお手伝いロボット🤣
ドラゴ戦後のロッキーのスピーチに、ゴルバチョフ(だよね？)が立ち上がって拍手。それに釣られて貴賓席全員も拍手🤣
それらが主な削除シーン。
それと、タオルを投げろと言われ躊躇したシーンもカットされて、アポロの死をロッキーに重く背負わせていませんでしたね。
前作のグラバーラングに負け、再起戦での勝利。その後のアポロとのスパーリングは何故入れない？
アポロがロッキー宅へ訪れ、ドラゴと戦う意思を伝え、エイドリアンは反対。キッチンでのロッキーとエイドリアンの会話。パンの入った袋をサンドバッグ代わりに殴らせるロッキー。
アポロの葬儀で、アポロのトレーナーのスピーチ。ロッキーが号泣して「お前を愛していた～」男の子が参列していた。これはアドニスなんですかね？
ドラゴ戦をボクシング協会へお願いするも断られる。
ドラゴと戦う決意をエイドリアンに伝えるロッキー。新たに「いつまでもお前に女でいて欲しい。だから俺を男でいさせてくれ」とロッキー。は？何言ってんの？ロッキーって深い事を発して、響かせてくれるのですが、これはちょっと支離滅裂🤣
試合後、スピーチが終わりドラゴの元行くロッキー。ここで待っていました、Eye Of The Tiger❗
それらが追加シーンですかね。
オリジナル版よりかは多少、ましにはなりましたが、ドラゴにより人間味が出て、クリード②に繋がるとは思えないし、ロボットは捨てても豪邸に住み、スポーツカーを乗り回すロッキーや、厚化粧に肩パットの入ったスーツを着るエイドリアンには違和感を感じます。
ロッキー①やザ・ファイナルの人間ドラマが好きな自分には本作のエンタメ路線はあまり好きでは無いですね。No Easy Way OutやHearts On Fireが聴けたのは良かったですが、そのままなのでもう少し抑えてPV感を無くして欲しかったですね。
ロッキー③でロッキーとアポロが砂浜で走り、ニコニコしながら抱き合い、ロッキーの「お前を愛していた」って二人はデキていたのかと創造してしまうのは自分だけでしょうか？
