春陽

ひみつのなっちゃん。の春陽のネタバレレビュー・内容・結末

ひみつのなっちゃん。(2023年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

新宿2丁目で飲み屋をやっていたオネエ仲間が突然亡くなった。彼女は家族にカミングアウトをしてないので、その友人らも男性を装って彼女の田舎の葬式に出る話。

都内から田舎までの珍道中的なロードムービーなのだが、あまり面白く感じなかった。というか、最近改めて思うのだが、オネエのあのしぐさは何がどうなってあんなくねくねした感じになったのだろう?実際の女性はあんなしぐさをしない気がするのだが、女性っぽい(おばちゃんとか?)動きを誇張したらこんな感じになったのかね。

エンディング曲が元関ジャニ∞の渋谷すばるだったのが一番の意外性だった。

他のユーザーの感想・評価

秘密は墓場まで、、
秘密を知っていたのは。。
今まさに特に問題視されてますが
田舎だと偏見、差別は厳しかろうと(>_<)
個人的には賛否発せずで…
築浩

築浩の感想・評価

2.4
[Theater] ♯8
観ようと思いながら、タイミング悪く、終映ギリギリでの観賞
予告にも出て来なかったなっちゃん…遺体役のみ…ほほぅと言う配役
コメディなのか、ドラマを書きたいのか、非常に中途半端な感じで残念でした。
一昔前のVシネレベル…
滝藤さんの芝居は3人組中で群をに抜いてました。
後、ゲストの伝説のドラァグ・クィーンの本田博太郎さんは別格…
新宿のドラァグクイーン三人組が仲間の葬式に出るために岐阜へ向かうロードムービー。
滝藤賢一のドラァグクイーン姿、堂に入っててめちゃくちゃカッコ良かった。スタイルが良すぎる…!
自分で選んで好きでやってることのはずなのに、奇異の目で見られることに疲れてしまう感覚はちょっとだけ共感してしまった。自分も目立つ格好をしているので…
ちょっとコメディ、それも色恋に振りすぎじゃないかな(みんなあんなにガツガツしてんの?)と思ったけど、本職のクイーンさんが監修に入ってるなら良いのかな。
ラストは爽やかで良かったけど、エンディングの入りで三人揃って踊ってるシーンとかは見たかったかも。
新宿のロケ地が店のど近所でした。そりゃそうよね。
葬儀で田舎の方に向かうため、
ある程度間延びするのはわかるけど
それにしてもテンポ悪い。
テーマは悪くないんだけどなぁ……
シリアスにもコメディにも、もっと作れただろ。
これでは、ただのネタ止まり。

前野くんは頑張ったと思うよ(笑)
目立たないけど、良い役者さんだよね。以前から好きー。
秀くんは普通にイケメンで可愛いし。ポスターより動画の方が可愛かったよ。

でも遠憲さんは最後踊ってくれらんとさぁ、締まらんじゃないの……あの郡上踊りでもいいから。
しかも、秀くんくらいの年齢でありのままの自分(が女装した姿?)に自信持てないとかならまだしも、
遠憲さんは年齢的に若い子に気後れしちゃって自信失くしちゃった…とかでしょう?
そんなダジャレ一つで前向けるか疑問なんだけど。
まぁ、簡単にいかないのが人生だから、よりリアルと言えるかも知れないけどさ。

せめてエンドロールに出演者総出のモブダンスとか、
二丁目のお店でバッチリメイクで楽しそうに盛り上がってるところとか、
見た目に華やかに終わって欲しかったな。
なんだか「秘密」の守り方もバレ方も、
多様性に関する表現も寛容さの表現も、
すべてに置いて中途半端で、残念だわ~。
carpfan

carpfanの感想・評価

3.5
大ヒット御礼舞台挨拶にて。

めちゃくちゃ楽しみにしていたのでやっと観れてうれしかった。
面白かったが、もう一つ何かが欲しかった!あと一つなにかあったら4点はいけてた。少し期待し過ぎていたかもしれない。
キャスト陣の演技が素晴らしい。感動したところもあった。
カンニング竹山さんが結構重要な役どころで出てたのはびっくりした笑笑。(セリフは..)
渋谷すばるさんの声、久しぶりに聴いた。
面白かったけど、、

舞台挨拶は竹山さん中心に面白かったです。
K

Kの感想・評価

4.5

このレビューはネタバレを含みます

全体的に面白かったし映画館の大画面でドラァグクイーンのショーが観られるのは楽しかった!
その分ラストがここで終わりなの!?とびっくりするような半端感……。あとスーパーの店員さんのシーンがよく分からなかった。もっとバージンさんの踊ってるシーンが観たかった。
所々主人公達の描き方が気になって、物語に乗り切れませんでしたわ。そして最後は舞台に上がらなくなった主人公が歌い踊るシーンが見たかったですわ。
メモ帳の記載漏れで書くの忘れてた

同性愛やゲイを扱った作品の多くが、生きづらさや周囲の無理解に苦しむ内容なのに対して、ネガティブな状況をなんだかんだやり過ごし、同心同苦の仲間と笑い合える幸せに帰着するのが良かった。

彼女たちの佇まいと同じく、風通しのいい明るさに救われる(そうでもなきゃやってらんない現実もまた透けて見えるのもいい)

賢しらに小理屈つけることなく、おっさんロードムービーとして何も考えずに見るも良し。悲喜交々の裏にある直視しがたい背景に想いを寄せるもよし。以外にも映画初主演の滝藤賢一の芸達者っぷりを堪能できる97分としても最良。

ところどころ引っかかる部分はあるものの(故人の部屋に無断侵入シーンと、通りすがりのトラックドライバーにナンパ即○○されそうになるトコ)、全体を通じた底なしの「世の中そんなもんっしょ」感で諸々どうでも良くなるのが楽しかった

8本目
2022.26本目
ロードムービーってテンポが良くないとマジでダレるな。全体的に物足りないって感じ。テーマもストーリーもかなり面白くなりそうな素材をもってるのにイマイチ生かせてないというか、ただのネタ映画で終わってしまった。
期待しすぎてしまった。滝藤さんはとても良くて他のキャストの方も素敵だったけど内容?セリフが何かわざとらしいと言うかうーん。ちょい残念。
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