あめこ

そばかすのあめこのネタバレレビュー・内容・結末

そばかす(2022年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

アセクシャル、といっても
人それぞれでグラデーションあり、違いあり
恋愛も性的欲求も分けて考えて頂きたいし、
性的指向もそれぞれで
認識する過程もタイミングもそれぞれ違う
くくられる言葉も文化によって違うし、新たな認識も言葉になっていく

でもいつも物語からはいないとされてきて、現実でもいないとされてきて
「ああ、やっと物語にいる」
それだけで嬉しい

ドラマもありましたが
よりこちらは繊細に
多くは語れず、大きな声は出せない、ありのままで居させてもらえないそんな主人公
そのもどかしさを丁寧に描いてたと思います
共感できる主人公がいることが嬉しい
始まりに過ぎないと思ってもいいかなー
いつか「私に近い」物語も作られますように

あ、あと個人的に嬉しかったのは
「アセクシャルであっても子供が好きな主人公」であり「子供が育つことに関われる」というとこ
と「誰かと一緒に生きたいと思う」ってところがさり気なく描かれてて良かった
あめこ

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