このレビューはネタバレを含みます
アセクシャル、といっても
人それぞれでグラデーションあり、違いあり
恋愛も性的欲求も分けて考えて頂きたいし、
性的指向もそれぞれで
認識する過程もタイミングもそれぞれ違う
くくられる言葉も文化によって違うし、新たな認識も言葉になっていく
でもいつも物語からはいないとされてきて、現実でもいないとされてきて
「ああ、やっと物語にいる」
それだけで嬉しい
ドラマもありましたが
よりこちらは繊細に
多くは語れず、大きな声は出せない、ありのままで居させてもらえないそんな主人公
そのもどかしさを丁寧に描いてたと思います
共感できる主人公がいることが嬉しい
始まりに過ぎないと思ってもいいかなー
いつか「私に近い」物語も作られますように
あ、あと個人的に嬉しかったのは
「アセクシャルであっても子供が好きな主人公」であり「子供が育つことに関われる」というとこ
と「誰かと一緒に生きたいと思う」ってところがさり気なく描かれてて良かった