あきらむ

マルキ・ド・サドの演出のもとにシャラントン精神病院患者たちによって演じられたジャン=ポール・マラーの迫害と暗殺のあきらむのレビュー・感想・評価

3.9
怖い笑顔をする人たちが沢山出る映画。狂気じみた顔ってやっぱり笑顔がベースだ。白い牢の中で、白い服の発狂者達が常人の演技をするという設定なのだから、狂気じみている。
マジもののような、顔つきや動きをしていて、ここまで過剰にそれっぽさを出したら今だったら問題になるだろと思った、面白いからいいけど。何度も挿入される異様に陽気なミュージカル的な歌が叫び声と同じくらいに耳に残りすぎる。