弱き者が大きな権力を持つ者に対抗するのは容易な事ではありません。
出来ることがあるとしたら、数多くの小さな、それでいて辛辣な「声」を丁寧に積み上げて、ここぞという時に一気に攻める!
でも、途中で横槍が入って潰されてしまうことも多いのがこの世の中^^;
それでも根気よく続けていれば、思わぬチャンスが巡ってくるかもしれない。
この映画も、声なき声を丁寧に拾い上げ、事実を淡々と積み上げ、決してエンタメに走り過ぎず誠実に描いていて素晴らしいと思いました。
妻であり母でもある彼女達の静かな闘志に、胸が熱くなります!
この映画が、アカデミー賞から無視されたのは、何か良からぬ力がはたらいたのでしょうか?^^;