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奇人たちの晩餐会の一のレビュー・感想・評価

奇人たちの晩餐会(1998年製作の映画)
3.8
バカな人間を招待しては仲間同士で笑いモノにする晩餐会を主催するブロシャンと、そこへ招待された税務局勤めのピニョンとのやり取りを小気味よく描く

あらすじから想像するような映画ではなかったけど、むちゃくちゃ面白かった
馬鹿にするためにおバカさんを集めて日夜晩餐会を開くという悪趣味な設定でも、割と温かく柔らかい雰囲気があるので、馬鹿にしてるのに全然不快感がなく、純粋に笑える

もちろんそれは、ジャケにもなっている主演のジャック・ヴィユレさんあってのもの
彼のビジュアルのインパクトは凄まじいものがありますが、妙に可愛らしくて観ていくうちにどんどん愛くるしくなってきちゃうから不思議
恐らく観た人全員が、終わってみれば大好きになってしまうような魔力を秘めた素晴らしい俳優さんでした

そんな主人公ピニョンの悪意のない抜けっぷりというかアホさ加減が癖になるほどゲラゲラ笑える

テンポも良く、80分ちょっとでサクッと観られるのでめちゃくちゃおすすめです😂👏🏻

〈 Rotten Tomatoes 🍅74% 🍿90% 〉
〈 IMDb 7.7 / Metascore 73 / Letterboxd 3.6 〉

2021 自宅鑑賞 No.145
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