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拳銃は俺のパスポートのpenのネタバレレビュー・内容・結末

拳銃は俺のパスポート(1967年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

西部劇かマカロニウエスタンを観ているような味わいがありました。音楽がそれっぽさを一層引き立てている気がしている。
ストーリーも、身を隠すモーテルってのはつまり宿場町の置き換えでしょうか。
途中にギターをかき鳴らして歌う場面が挿入されたり、主人公とヒロインの関係で、結構情感がこもってる作品だった印象。

銃撃やカーチェイスなど、アクションパートの画面構成がことごとくカッコいい。序盤の狙撃は準備も含めて静の面白さ。銃の組み立てってなんでこんなに昂ぶるのだろう。

終盤の砂塵吹き荒れる中での戦いは特に西部劇のような雰囲気が更に高まる。宍戸錠含めて足の長い人達のシルエットが痺れた。一枚絵として魅力的である一方で、砂漠のようなフィールドでの撃ち合いは躍動感があって良かった。
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