チッコーネ

コード CODE 悪魔の契約のチッコーネのレビュー・感想・評価

コード CODE 悪魔の契約(2016年製作の映画)
2.2
『ファウスト』タッチの現代劇で、後年ドラマ化もされている様子。
しかしいかんせん設定が幼稚で単純。
香港や大陸の映画に比べ作風はソフト、灰汁が弱い。
終始主人公に寄り添う演出だが、小市民なキャラ/演じるウー・カンレン共魅力に乏しく、全体が地味な印象に。
彼よりアプリ背後の組織に焦点を当てる方が、ずっと面白かったのに。
台湾の金融機関に勤める人々の日常風景を垣間見れたのは、興味深かった。