JunichiOoya

ほどけそうな、息のJunichiOoyaのレビュー・感想・評価

ほどけそうな、息(2022年製作の映画)
1.0
いやいやいやいや…
児童相談所の「光と影」って何ですか?

①「血圧とりますよう」って騙くらかして、虐待母親から乳児を拉致、隔離の「連携プレー」をお見せくださる。
何が良かったのかわかりませんが、後日母親はその「拉致犯」に出くわして「忍者みたいに娘を抱いて逃げたよねえ!」って破顔。はあ?

②アルコール依存の母親とひたすら家庭からの逃避する父親からのネグレクトに対して。いとも容易く母親の懐に入り込み、ゴミ屋敷部屋をあっという間に片付け、依存治療についても認めさせてしまう。はあ?

なあんも「影」なんか出てきません。もし児相の現役スタッフがこれ見たら、間違いなく作り手たちにテロをかけると思いますよ。

そもそも40分強の尺で扱える素材じゃないですから。
舐めてる、としか思えなかった。
とても後味の悪い映画。
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