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バートン・フィンクのbebemamaのレビュー・感想・評価

バートン・フィンク(1991年製作の映画)
3.6
しまったー
考察のいる難解な映画だった!
コーエン兄弟の映画で、こう言う感じだと思わなかった

劇作家で成功したバートン
映画の脚本家として招かれ
ニューヨークからハリウッドへ
ホテルに滞在して脚本を書き始める
が、なかなか筆は進まない

書けなくなった作家の苦悩
ずっと鬱々展開で
どうなるのかと思ったら
あの事件
あれから、一挙に展開

滞在していたホテルが意味深
剥がれる壁紙は粘液が出てるよう
それが、耳ダレのようで気持ち悪い
やたらに熱く
その地方にいないはずの蚊がいる
天井や壁のシミ
隣の部屋から聞こえる音
長い廊下
そこに置かれた沢山の客の靴
なのに、隣室の客しか出会わない
あんな所で脚本は書けないんじゃないか
生きているみたいな所もあり
あのホテルはちょっとホラー

筒状のものを通る描写が何回かある
どこかに抜ける?
何かに変化する?

好感の持てる登場人物は一切出てこない
映画会社社長のよくあるあの感じとかは、嫌な奴で最高!
各人、一筋縄ではない個性的な人物像は面白い

そして隣の客人の不気味さ!
彼は一体何者?
ホテルに二人しかいないって事はやっぱりアレ?

そしてあの箱の中身は?
やっぱりアレ?

考察の旅に出なくてはならないんですねー
もっと元気な時に観ればよかった、、、

追記するかもです
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