rage30

バートン・フィンクのrage30のレビュー・感想・評価

バートン・フィンク(1991年製作の映画)
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コーエン兄弟らしい、シニカルなコメディー作品。

不安・焦り・孤独と、主人公が追い込まれていく感じが面白かった。

主人公のイライラとムラムラ(?)が顕在化した様な、奇妙なホテルも印象的。

人懐っこい様で、どこか不穏で怪しげな、ジョン・グッドマンの好演も光る。

後半に掛けて、訳の分からなさが加速するが、その分からなさを楽しむのも一興だし、意味を推考するのも一興だろう。

一体何が正しくて、何が現実なのか。

あなたも創作の苦しみを味わってみては?
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