あびる

バートン・フィンクのあびるのレビュー・感想・評価

バートン・フィンク(1991年製作の映画)
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コーエン兄弟最高傑作かもしれないと名高い本作
芸術家として映画監督的な作家性を遺憾なく発揮しつつもしっかりとエンターテイメントにしてるところがコーエン兄弟の凄み

しかしどうも細部が思い出せない、、ひとつの脚本を描ききる脚本家の脳内ストーリーなのか、全体主義に陥っている業界批判、聖書の引用、"the life of the mind"は精神の生活と訳しハンナアーレントの最後の著作である。(らしい)

大衆に迎合する芸術、または短絡的な娯楽に甘んじる大衆批判のようにも思え、このストーリーについてこれない自分が恥ずかしいですな。文化資本の高みを感じる。

僕はやっぱビッグ・リボウスキが一番好きだなあ
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