まるでカフカの小説のようなシナリオ。
映画業界を揶揄するようなブラックコメディ。
下劣すぎてもはや笑える映画会社の社長の描き方など冗談じゃなく本当にハリウッドにはいるんでしょうねえ。
お前のシナリオは絶対映画化しないが、書かせ続けるの台詞は大資本のエゴとそれでも生活のためにそこにすがるしかない作家の葛藤が痛々しくも描かれていますね。
この作品が映画化できたのも監督、製作を兄弟で担うコーエンブラザーズならでは。
それにしてもコーエン兄弟の映画を観ているとジョングッドマンがどんどん信用出来なくなっていく笑