「バートン・フィンク」に投稿された感想・レビュー

のび
のびの感想・レビュー
2016/12/17
4.1
この物語は、ひとりの才能あふれる劇作家の若者が、邪悪な存在に触れ続けてしまったことで、その邪悪さにからめ取られてしまった物語と言える。ひとりの才能あふれる劇作家バートン・フィンクは、永遠に凡庸の枠に閉じこめられてしまった。もう二度とそこから出られることはないだろう。

筆が進まずに苦悩するバートンは、三人の男たちと出会う。三人の男たちは、みな親切そうな表情を浮かべているが、その顔の下に冷酷さや残忍さを隠し持っている。あるいは邪悪さとも言えるだろうか。バートンは三人の男たちの邪悪さに少しずつ冒されて、その才能を削り取られ、激しく損なわれてゆく。この物語は、その過程を描く。

そういう意味で、映画『バートン・フィンク』は、非常にグロテスクで後味の悪い一本だ。
Demakase
Demakaseの感想・レビュー
2017/03/18
3.2
コーエン兄弟作と言うことで後追いの形で見た。なるほどらしいと思う反面、うまくまとめきれてない気もする。
SIZU
SIZUの感想・レビュー
2017/03/12
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記録
じう
じうの感想・レビュー
2017/03/11
3.0
主人公は新進気鋭の作家バートン・フィンク。
舞台で名が知られ始めついに映画脚本の話が来る。
が、執筆先のホテルで全く筆が進まず悩んでいたところに隣人、チャーリー・メドウズがやって来る……


キャラクターの濃さがいい。
見るからに神経質なジョン・タトゥーロ
図々しいがどこか憎めないジョン・グッドマン
スティーブ・ブシェミもマイケル・ラーナーもトニー・シャルーブもガチっと脇を固めていてその点は非常に良かった。


ただ……
この作品を見て決定的に感じたのは
「あ、俺はコーエン兄弟作品合わないわ」
ということ。

伏線というか何かを匂わせるカットの多さ、そしてそれを全て回収せず観客の解釈を煽るような演出。
……苦手だ。

解釈が多いというのは別にいいのよ。
だけど、全部放り投げるのは違うんではないかと。
「複製された男」のレビューでも似たような事言ったな……

「バーン・アフター・リーディング」も「ビッグ・リボウスキ」もいまいち楽しめなかったからなぁ……


キャラクターを楽しむにはいい映画。
だけど、見たあとのすっきり感は微妙……そんな映画。
rt
rtの感想・レビュー
2017/02/27
4.0
ほぼ無表情のジョン・タトゥーロの演技がいいんんです。
諒
の感想・レビュー
2017/02/24
2.5
映画の脚本を頼まれた舞台の脚本ばかり書いてきたバートン。
蒸し暑く蚊が飛ぶ部屋、怪しい隣室の客。
そこで脚本を書こうとしても一向に筆は進まず。
ひょんな事から隣室の客と意気投合、仲良くなる。
そして有名な脚本家と出会い、アドバイスを貰おうとするが彼は自堕落な人間である事が発覚。
しかも、愛人がゴーストライターをやった作品もあるという。
しかし、バートンは愛人に好意を持ってしまう。

難しくて分からず、個人的には合わなかった。
不気味な感じのホテルは良かった。
1SSEI
1SSEIの感想・レビュー
2017/02/21
4.0
ブロードウェイで新進気鋭の劇作家がハリウッドでレスリング映画の脚本を書くことになるが一向に書けない。
考えに考え続けていたら、辺なホテルに辺な隣人、死体がベッドに置いてあったり色々よくわからない事態に。

いかにもコーエン兄弟っぽいサスペンス?コメディ?とにかく奇妙な映画。
例にもよって難解。というより、コーエン兄弟のこの手の作品って映画評論家レベルの人じゃないと完全理解は不可能だと思います

舞台は1940年代のハリウッド。
実際に有名作家がハリウッドで囲われていて飼い殺しみたいになってたって話(レイモンド・チャンドラーがヒッチコックと全く反りが合わなかったとか)は知っていたのですが、登場人物にもモデルがいたりしてもっと深い話があるみたい。

さらに、主人公はプロレタリア的な左寄りの作家で話の節々にファシズム的な右寄りなモチーフが出てきたり、唐突に日米開戦したりとその辺も色々あるみたい。

そして、変なホテルにいる変な隣人。
こいつが予想外のビックリおじさんなのですが、こいつによって主人公は開眼させられて作家として新たなステージに上がるわけです。

あの箱の中身はなんだったのか。
そもそも、これは夢?現実?

とまあ、考えだしたらキリがないし正しい解釈をするには当時の状況やモチーフとなった人物・作品を徹底的に洗わなきゃならないので大変。ついでにこの作品が40年代で「ヘイルシーザー!」が50年代のハリウッドを描いているので続けて見たら面白いのかも。

しかし、そういったものが全くわからなくても十分面白いのがコーエン兄弟のすごいとこ。

奇妙な隣人がジョン・グッドマンってだけでもう面白い!やっぱりタトゥーロとかブシェミとかグッドマンはコーエン兄弟の下でこそ一番輝きますね
今回なんてジョン・グッドマンの存在感と力技で全部持ってっちゃう

そしてこの作品からコーエン兄弟にはなくてはならない存在となるのが撮影のロジャー・ディーキンス。
ホテルの奇妙で気持ち悪い感じとか独特なオールディーさなどやっぱこの人が撮影してる作品は好きだな〜

ひとまず楽しく見る。その後しっかり解説してくれてるものを読んだり聞いたりするってのがコーエン兄弟作品を一番楽しめるかもしれません
ハリウッドの歴史のお勉強にもなるし、一つで二度楽しいって感じですね
むけしゅ
むけしゅの感想・レビュー
2017/02/21
3.4
再考の必要性。
唯
の感想・レビュー
2017/02/19
1.5
うーん、わたしは苦手な作品だった。
考察とか読んだらむりやり納得するところもあるんだけど、そもそも考察読まないと意味不明って時点で、わたしには向いてない。きっと、ちゃんと考えられる人が観て下さい、っていう映画なんだろうなぁ。
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