生と死
他人の夢というか、
他人の臨死体験を見ているかのような作品。
三途の川を渡る時はあんな感じなのかも知れぬ。
現実は無意味な時間の積み重ね。
浮遊感溢れる夢幻でもあり、
監督の故郷メキシコへの想いとメキシコと隣国アメリカの問題の痛烈な皮肉(特にイミグレ職員)に
メディアや映画への辛辣な苦言。
光の入れ方が美しく、そのままメキシコの砂漠や海に溶け込みたくなるような映像美。
人はたとえ土に埋められてもいずれ海に還って行くのだと思ったら泣けた。
冒頭と繋がるラストが美しい。
ホドロフスキーの自伝的作品を柔らかくした感じ、
Odessa
一晩経って
唯一無二の世界の構築にスコア上げました。
書きたいことがまとまらないため後日修正します。