地球外生命体

蟻の王の地球外生命体のレビュー・感想・評価

蟻の王(2022年製作の映画)
3.2
イタリアの名匠ジャンニ・アメリオが、同性愛の許されない時代に恋に落ちた詩人と青年をめぐる【ブライバンティ事件】の実話をもとに描いたヒューマンドラマ。

エットレ役には本作が映画デビューとなる新星レオナルド・マルテーゼが抜てきされた。

2022年・第79回ベネチア国際映画祭コンペティション部門出品。

1960年代のイタリア。ポー川南部の街ピアチェンツァに住む詩人・劇作家で蟻の生態研究者でもあるアルド・ブライバンティは、教え子の青年エットレと恋に落ち、ローマで一緒に暮らしはじめる。しかし2人はエットレの家族によって引き離され、アルドは教唆罪で逮捕、エットレは同性愛の「治療」と称した電気ショックを受けるため矯正施設へ送られてしまう。世間の好奇の目にさらされる中で裁判が始まり、新聞記者エンニオは熱心に取材を重ね、不寛容な社会に一石を投じようとするが……。

★2022年ヴェネツィア国際映画祭
 新人賞(レオナルド・マルテーゼ)
 RB Casting賞(レオナルド・マルテーゼ)
 Brian賞
 製作者賞
 撮影賞
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