『俺、アーサーに似てる』
『生き辛さを感じているヤツって格好いい』
『モノマネを練習したい』
…前作好感触な方々に対する、トッドフィリップス監督とホアキンフェニックスからの【強めなビンタ🤜による回答】を喰らってきましたよ🫨
散々ハジケっぷりを魅せてくれた後に"オマエラ現実見ろよ"と説教される感覚は、なんだかレディ・プレイヤー1を観終えた時のそれに似ていました。
社会に適合できずギクシャクしたアーサーと、自信に満ちた優雅なジョーカーをその立ち姿だけで表現するホアキンの演じ分けは前作以上🤯
二人の関係において主導権を握るハーレイ・クインゼル役のガガ様の迫力も、スクリーン映えして目を奪う力がありました。
ジョーカー🃏をアイコンとして祭り上げ【本人すら置き去りにして暴走する市民の姿は】燃料をくべれば歯止めがかからないほど燃え上がる、危険な現代社会。
その行く末の“オチ”は、世界から蔑まれ続けたアーサーのジョークそのもの。
憐れで、悲しく、まったく笑えません。
しかし、現実とはこういうもの。
記録的大ヒットとなった前作を否定し、同作が起こした社会現象まで【からかい上手な】監督の大胆さに拍手👏