このレビューはネタバレを含みます
かなり好きでした
Hildur Guðnadóttirが今回も最高だった
前作でも使われたFrank Sinatraの''That's life''とHildurの楽曲が最後クロスオーバーするところまじで良すぎないですか、、??Lady gagaのThat's lifeも良かった
ゲイリーを初めとした前作から続投している人たちが証言台に立ち各々の答弁をすることによって、前回から今まで地続きで彼らには生活があって、あの事件で街にどんなことが起こり、どんな被害を被ったかが今この時に明るみに出たような、そんなライブ感があった 1作目からの時間の経ち方が、良い方向へ作用している
また賛否両論みたいなものをよく見かけてくだらないと思っていたけれど、それが本作を観るにあたり歪なシナジーを生み出してしまったかもしれない
タイトルが出るタイミングも鳥肌立ったし、ジョーカーとハーレーのショータイムでロゴが縦に回転して出てきた当初は、如何にも俗っぽさやコメディショーを彷彿とさせたけど、その縦のラインが灰色になったときたちまち牢獄の鉄格子へと変貌を遂げたようにみえた 冒頭のアニメパートが周りが囃立てた二重人格の側面を表していることや、頻繁にオールディーズが歌われる反面残酷な描写が際立ち、法廷のアーサーの想像のシーンはさながらダンサーインザダークのようだった
壁吹き飛んだ瞬間は流石に現実かどうか疑ってしまったけれど、アーサーとリーのすれ違いも前作に重なってやはりつらい
みんな彼のなかのアーサーの部分を誰も見ようとしない かつてそうであったから、目立つようにコメディアンの彼なりに講じた策であったのにそれが裏目に出てしまう負のスパイラル 豪雨の中刑務所の外で看守に見守られながら笑っているシーン、音があると笑っているのにミュートになった瞬間泣いている描写に見えた、ホアキンすごすぎるJP Beauの時とは比べ物にならないくらい痩せていた、''アーサー''そのものだった
初めてアーサーとリーが会話して廊下に出ていたシーン、後ろでぼやけたブレンダン・グリーソン扮するジャッキーがずっとこっち見てたのかなりシュールで面白かった あそこだけもう一度観たいまである
あとジャッキーあんななのに歌上手いの腹立つ
終盤も皮肉すぎるジョークのあとのあの顛末、剃刀で切れた箇所と同じところから流れる血で本作は幕を閉じるの、とても好きだった
終始楽しかったし、冒頭のカートゥーンはテンション上がったし、ミュージカル大好きだし、アーカムなことをたまに忘れるぐらいだったけどハービー・デントの席巻でゴッサムシティに引き戻されるかんじ
IMAXでもらえるポスター、あれ存在しなかったシーンって事じゃん そう考えたら俄然欲しくなってきた、アーサーがやりたかった夢ってこと、、?泣けてくる、、
つぎはパティンソンのバットマンだ!
DCたのしいな