トランスマスター

ジョーカー:フォリ・ア・ドゥのトランスマスターのレビュー・感想・評価

2.0
♯56(2025年)悪のカリスマ

舞台はゴッサムシティの
アーカム州立病院と裁判所
主人公はジョーカーことアーサー・フレック
彼の起こした殺人事件の責任能力を問うための公判を通して彼のアイデンティティと向き合うミュージカル作品です。

◆良い点/注目ポイント
・前作と監督が同じなので重苦しい雰囲気が継承されています。

◆改善点
・レディー・ガガの為にアカペラのミュージカル調にしたのは悪手。無駄に上映時間が長く飽きてきます。
・ダークな雰囲気のハーレイ・クインはレディー・ガガに合っていましたが、表情豊かなマーゴット・ロビーのイメージが固定化されている為どうもしっくりきませんでした。

◆総括
・この作品を見る直前に前作のおさらい視聴を強くオススメします。
前評判の高い作品でしたが、ラジー賞獲得作品になってしまいました。

『アリー/ スター誕生』のようにきちんとBGMに乗せてレディー・ガガが熱唱すると心揺さぶられるミュージカルになったと思います。

-2025年56本目-