リチャード・ドナー監督とメル・ギブソンの代表シリーズ「リーサル・ウェポン」シリーズの第1作目。非常に有名作品なんだけど、実を言えば初めて観た😂
リチャード・ドナー監督って本当に器用ですよね。『スーパーマン』のようなSFもできるし、『グーニーズ』のようなスピルバーグ的アドベンチャーもできる。職業監督と言えばそうなんだろうけど、作家性もあると思うんですよね。アメリカの良心って感じがする。古き良き映画監督。
ストーリーはバディー物の王道。ベテラン刑事ロジャー・マータフ（ダニー・グローヴァー）は自殺願望を持つ無茶苦茶なマーティン・リッグス刑事（メル・ギブソン）を面倒を見ることになる。厄介払い。リッグスはベトナム戦争で特殊部隊員だったので、銃の腕も格闘術も凄腕。しかし、妻が死んでから自暴自棄になり。そんな中で元CIAの特殊部隊が作った麻薬組織の犯罪が浮かび上がる……という話です。
本当に古き良きアクション映画。『ジョン・ウィック』とか今のアクション映画に見慣れた人は地味に感じるでしょう。ひょっとしたら『96時間』のリーアム・ニーソンより地味に感じるかも。ただ、安心して観ていられる。だって、リチャード・ドナー監督作品なんだから。ちゃんと勧善懲悪だし、いい人は酷い目にあわない。
ボクはそういう映画、嫌いじゃないですよ。
