"田舎"というにはすこし"色"がありすぎて、表現したい形(作品内だとメイクや服装)を人目を気にせずに(実際見えてないだけでしている可能性ももちろんあるが)過ごしているのを見てなんだか遠いどこか"ユートピア"(理想郷)を見てるような気持ちになっていた。
「母親って報われないね」
「あんたなんて一生しょうもない写真しか撮れないよ」
という主人公の母親の言葉に思っていたよりも刺さってしまいそこのシーンからしばらく動くことができなかった。
性違和とは社会との違和でもあり同時に周りが決めたジェンダーロールとの違和でもある。
映像がMVのようで、切り取り方と色の取り方がとても好きだった。
また、衣装や小道具にメッセージ性を感じ、これからの作品に「信頼」と「期待」を預けたいと思った。