「ややこしい家庭環境に育って」とか、「性自認が非典型的で」とか、この作品のあの子で言うとそうなってしまいがちだけど、そんなの関係なく、僕が好きなロック、ギャングスターたちは生い立ちが普通じゃなくて、…
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映画全体を通して作り出された社会的なルールに対し、逃げずに立ち向かう力強さを感じた。
人々は自分の見える世界だけしか理解が出来ず、社会通念は大多数の考えで作られ、その通念に息苦しさを感じてしまう。自…
他の作品よりもカメラ、BGM、演出(冒頭乱れた風景カット、水中での叫び)が段違いにレベル高かった。少女に襲い掛かってくる事象が妙に具体的で唐突だからこそ感情移入しやすいし、苦しさが増す。
ラストは何…
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あのー、やっぱりぴあはレベルが段違いです
カット割りが多くて、セリフが少ないから重厚感がある
避暑地で出会う憧れの彼女の発光感が素晴らしくて…
撮影のシーンで、主人公が全然動かないから色んな角度から…
制服のスカートに耐えられなくなったクィアの少女が、病の母親とバカンス(別荘?)に。父も途中で加わるが離婚の話が進み、自身は撮影を通して交流が進むが…。
・美しい情景と対比的に人の鬱屈とした心情が描…
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この映画は、私にとって重たい映画だと思った 重たいというのは、重要でもあるがゆえに簡単に答えを出せないという感じです
この作品を見ながら、夏帆が抱く違和感や、やるせない怒りを私も感じていたと思いま…
緩やかな否定と静かな憤り。
社会的に透明化されない痛みを
可視化されている。
この痛みを理解できないことは感覚が鈍いのではなく、それは自分の持つ特権であることを俯瞰してほしい。
会場の空気が色々な思…
自分の性への違和感は、社会に対する違和感とリンクしている。
“普通”として女性に押し付けられるスカートに始まり、専業主婦で男性に依存して生きているように映る母親。
彼女のクリエイティブな一面はタバ…