ノラネコの呑んで観るシネマ

ワイヤー・ルームのノラネコの呑んで観るシネマのレビュー・感想・評価

ワイヤー・ルーム(2022年製作の映画)
3.2
未体験ゾーン。
ビミョーな仕上がり。
捜査対象者の遠隔監視を行う“ワイヤー・ルーム“に配属されたケヴィン・ディロン捜査官が、ひょんなことからモニターの向こうにいるジェイソン・ステイサムのパチモンみたいな悪人と、お互いの命を守るために共闘することになる。
監視する者とされる者、全く逆の立場の二人が成り行きで仲間になるのはいいんだけど、全体の作りが雑過ぎる。
ゲスト出演的なブルース・ウィリスはキャラクターからやる気ないし、敵が階段上って来る!って描写の後に、なぜか敵が車で到着した!って描写があったり、編集の辻褄があってないだろ。
作り手は酔っぱらって編集したのだろうか。
あとたった2台のSUVに、おまいら一体何人乗ってるんだよ!とか、サーバーと端末を同じ部屋に置いてる政府組織がどこにあるんだ!とか、もう全てがザッツ・雑。
もうちょっと丁寧に作って欲しかった。