竹野康治郎

アバター:ジェームズ・キャメロン3Dリマスターの竹野康治郎のレビュー・感想・評価

3.9
13年前に公開したアバターの3Dリマスター版です。当時から初めての映像体験という3Dの最先端でしたが、今の3Dの最先端でよりジェームズキャメロンのあの当時に思っていた作品ではないかと思うくらい、凄かったです。
今の時代にも通ずる普遍的なテーマや内容であり、本当に色褪せない作品だと思いました。

シネマンションでも取り上げていますので、ご覧ください。
https://www.youtube.com/watch?v=pt02j9qRC90

まず映像としては3Dのストレスを感じないですし、なによりもアリータにもあったような3Dならでは映像表現が当時からあったなぁと再確認できましたし、色彩豊かで没入感が今の映画と変わらずに良かったです。

こう言った没入体験を促す物語もシンプルでありながら、それぞれ人間が持つ葛藤や感情の紡ぎ方もいいですし、物語/映像/音楽、そして3Dという技術などすべての要素の活かし方が抜群の映画だなと改めて思いました。

すでに最新作が公開されているので、是非とも合わせて観たいですね。

2022年公開作品 56本目
竹野康治郎

竹野康治郎