arch

近江商人、走る!のarchのレビュー・感想・評価

近江商人、走る!(2022年製作の映画)
2.0
池井戸潤作品的な時代劇を期待していったら先物取引のしょうもないマネーゲームだった。それ以前にテレビドラマの総集編のようなちぐはぐさと役者がちゃんと演出されてないのではないかと疑うレベルの演技のバラバラ具合。
時代考証を捨てたエンタメ時代劇なのは分かりつつもうーん

『許された子供たち』で好きになった上村侑も強面な顔が全く活かされておらず残念だった。
デウス・エクス・マキナ藤岡弘が全てを解決するラストは良かった。いい笑顔だ。

最後の「お前の夢は?」でパンして背後の仲間たちにフォーカスが合ってニッコリ→空撮になってスーっと引いていくのだけど、あれほど「やめろ!!」と思う1連のシークエンスもない。くさすぎだろ!!
arch

arch