ヒゲオヤジやロックなどのいつものキャラクターが登場して楽しい。
しかしロックの役回りはいつも切ない。
この映画は天才手塚治虫の初期の作品をアレンジしたものということでいいのかな。
映像はデジタルで最近ぽかったけど、やっぱりロボットとの共存、そしてロボットより上位に位置付けられる人造人間てのははるか昔からの懸念材料のひとつなのかな。
ターミネーター然り、ブレードランナー然り。
人間が利便性を求めてロボットを作り、そのロボットに仕事を奪われる人間…なんてやりきれない気持ちになるけど、我々だってもうスマホは手離せないし、密を避けるためにはAIを多様する世の中になっている。
ちなみに私はロビタなら断然家に迎えたいと思うけどね。
ラスト、人間はこの世にはいらないとレッド公の欲した神はまるで旧約聖書の神のように言ったわけだけど、こんなことが繰り返されてしまうと、人間はまた何度も立ち上がって生きようとするだろうけど、地球が先に朽ちてしまいそうだね。