にゃんこむ

メトロポリスのにゃんこむのレビュー・感想・評価

メトロポリス(2001年製作の映画)
4.6
久々に見たくなったのでレンタル。
劇場では見ていませんが、思い出したように何回も見たくなる作品です。
りんたろう監督✕大友克洋脚本✕手塚治虫原作という豪華なタッグ。

当時のアニメとしては突出した映像美でしたが、今見ても作画が凄い。
ティマが光を仰ぐシーンは髪の毛一束一束の動きまで柔らかくて神々しくてとても好き。手塚治虫風にデフォルメが効いたシーンも、動きの一つ一つが丁寧。
メトロポリスの街中は近未来的と退廃的で不気味なところを両立していていい。
ラストは、ちょっとグロテスクなんですが、グロいのと美しいのが表裏一体な感じがとても好き。

手塚治虫先生の同名の漫画は既読です。映画化にあたり、参考にされているのは大まかな設定ぐらいで、全体的にはほぼ別物といった感じです。
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