何かが違う…
裏切られたウォーカーは、復讐をしていく。
ストーリーはいたってシンプルなハードボイルド。
しかし、この肌触りは何だ?
響く靴音。
回想シーンの入り方。
異様な色彩。
落ち着かなさを助長する音楽。
サイケでシュールだけど、決してオシャレな感じではない。
この頭の中をかき混ぜられるようなカオス感は何なんだろう?
自分にイメージされたのは、ウェイン・ショーターのsaxでした。
アヴァンギャルドな鋭さもあるのだけれど、落ちそうで落ちない浮遊感。
イマジネーションのプールへ飛び込みふわふわと浮かんで漂う心地よさ。
う〜ん、言葉にするのは難しいが…何とも言えない中毒性みたいなものがありますね。
そして、女性陣がまたいい!
この時代のファッション、やっぱりいいわぁ〜
色使いもシルエットも本当にキレイ。
また、家具とかもいいんですよね〜
深読みしようと思えば、いくらでもできそうですが…
考えるのではなく、素直に観たままを楽しむ映画って気がします( ^ω^ )