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西部戦線異状なしのmakethmanのレビュー・感想・評価

西部戦線異状なし(2022年製作の映画)
4.3
虚しい。ただ虚しい。
笑っているシーンですら虚しい。
この虚しさは現代社会を生きる人間が、記憶しておくべき虚しさではないだろうか。

こんな虚しさのための社会を、権力を許してはいけないと思う。

現代ドイツがようやくこの大作を自らの手で描き上げたことが素晴らしいと思う。翻ってこの国に蔓延る忘却に暗澹たる思いを抱く。
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