クー

フェイブルマンズのクーのレビュー・感想・評価

フェイブルマンズ(2022年製作の映画)
4.0
・スピルバーグ作品を見続けてきた者たちへの素晴らしいプレゼントだ。過去作へのオマージュが散りばめられ、思わずクスッとしてしまう場面に出くわす。
・盛っているとは言え、お母さんが魅力的過ぎる。ミシェルウィリアムズの存在感は流石だ。
・スピルバーグ組スタッフの素晴らしい仕事にも感心した。ヤヌスカミンスキーの撮影、ジョンウィリアムズのやさしい音楽、スピルバーグ沼にハマる。
・抑揚のない物語と思っていたら、後半にちゃんとクライマックスがあり、最後にもサプライズが!
・プロムでのロッカーシーンには何かハッとさせられた。桐島部活辞めるってよ、での東出君を思い出した。
・そして、リンチの怪演からのラストカット!
・本当はあのラストカットからの物語がもっと面白いことは知ってるが、終わりの切れ味は抜群だ。
・スピルバーグ作品を見返したら、地平線が上か下かを意識してみよう。
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