はるな

フェイブルマンズのはるなのレビュー・感想・評価

フェイブルマンズ(2022年製作の映画)
5.0
スピルバーグは映画で語る
その点において唯一無二でいて最高峰
なのに、それでいながら普遍的
なんか野暮な気がして話すのも勿体無いような、でも語るのが楽しい
二律背反で感情の振れ幅が凄い
ラストカットは失笑しながら感動もするという

他のユーザーの感想・評価

人×映画みたいな話かと思ったら人×人の映画。
映画に魅入られ映画にのめり込み映画で人生が変わるって素敵過ぎて映画にハマった自分とリンクして凄いじんわりきた。(一般人だが)
ロッカーのシーン良過ぎました。
そこで終わるのか…!と映画はいいところで終わるに尽きますね
最初ワクワクして、おいおいこれなんの話なんだ…?からの、ぐわあああってきて終わる
ち

ちの感想・評価

3.7
全部必要なシーンなのは分かるけど、基本的に派手なシーンが少ないから途中気が逸れた。こういうタイプの映画たまには観てもいいかな、って感じ

母親が映画観るのに支障にきたすレベルで生理的に受け付けない人間でした。監督ごめん。

ロッカーのシーン良かった。
しん

しんの感想・評価

4.2
映画愛に溢れた映画を映画館で観る至高。

芸術と科学の間に生まれ落ちた子。
家族や学校、色んな葛藤を抱えて育っていく。幼少期から映画の仕事に携わる大人になるまでを辿れる。

幼い頃に初めてみた映画を観る釘付けの目。親としては変なモノ見せちゃったかなって思っているものが人を大きく変えるものなこともある。

あの現像がめんどくさい時代に、それでも熱中し続けた人がいる。あの時代での人々の盛り上がりも良い。そして今の映画時代があるんだなと。

実話を元にしてるということで、スピルバーグは戦争映画から始まった人なのかな。
そうなると、まだ観てないシンドラーのリストが少し気になってきた。
eve

eveの感想・評価

-
なにがとかどこかとかは言えないけど良かった...
観客にもわかるように考えられてる脚本すごい。

バビロンみてからちょっと映画史本読んだりしてみたから、編集してるシーンとかワクワクした

このレビューはネタバレを含みます

スピルバーグの自伝的作品と聞いて想像していたものとは、少し違っていた。思えば「フェイブルマンズ」とは「フェイブルマン一家」なので、その名の通りフェイブルマン家の一時代を切り取ったお話であった。
ミシェル・ウィリアムズの赤リップが印象的な蠱惑的魅力。家族のためよりも自信の愛のために生きることを選ぶのも頷ける。ハマり役だった。
冒頭でサミーが映画の魅力にハマり、自分で作るようになるあたりや、ラストでジョン・フォードに出会うエピソードが逸話っぽくて、そういうものばかりが詰まった映画を自分は期待していたのだなと思った。これはこれで、それなりに良かったです。
偉人と呼ばれる人も皆、無名の幼少期があったんだと思うと感慨深く、夢ある若者たちに頑張って欲しいと思う。
hide51

hide51の感想・評価

4.8
 スピルバーグ監督の映画を追いかけ続けている自分にとって、宝箱のように素敵な作品だった。

 少年時代に映画館で体験した思い出を原動力に、取り憑かれたように8ミリフィルムで撮影する姿に、未来の大監督の兆しが。

 フィルムをツギハギする中で知ってしまう真実にびっくり😲
 ラスト付近で出会う人物との逸話が、短いながらも心に残ります。

 まだまだスピルバーグ監督は、尋常でないレベルの作品を創り出してくれる!!
ゆうき

ゆうきの感想・評価

4.0
天才監督はどうやって映画の世界にのめり込んでいったのか、天才監督の育った家庭はどういったものだったのかユーモアを交えながらスピルバーグ監督からの目線で描かれていて楽しく見れました。
題名の通り、自伝というよりは〝フェイブルマン一家〟の話だった。
自分が揺さぶられた映画のように、他人を揺さぶった映画を撮れた。ロッカーのシーンで、その快感を知ってしまったのだろう。

サミーのフィルム作品への、葛藤と執着と快感の演技が凄まじい。
出来事には全て意味がある!!!
辛い事も苦しい事も全部浄化できる映画!
「フェイブルマンズ」の感想・評価を全て見る

はるなさんが書いた他の作品のレビュー

神は見返りを求める(2022年製作の映画)

5.0

映画の感想を送ったつもりがポエムみたいになってしまいキモがられ、古臭い感性でダサいとYoutube世代からはバカにされる田母神の姿は、まさに今映画を見ている自分自身と重なります。いつもの吉田恵輔節でひ>>続きを読む

夜歩く男(1948年製作の映画)

5.0

実話ベースでほぼ脚色が無い犯罪ものなら必然こうなる
淡々と事件が起こり淡々と捜査が進む
決着がついた瞬間The Endで終わり
登場人物の心情は一切描かれないがドラマが無いってのとはまた違う
改めて、
>>続きを読む

NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

5.0

ホラーかと思ったらモンスター映画だった、と思ったら西部劇だった
と思ったらこれ、映画の映画だった
読み解き甲斐ありエンタメあり
良い映画だなあ面白かったなあ

ラスト、未確認飛行物体との対決に向け立て
>>続きを読む

ボルト(2008年製作の映画)

5.0

暗黒期ディズニーの隠れた傑作。ヒーロー映画として100点満点。

東京2020オリンピック SIDE:A(2022年製作の映画)

-

あんまよう分からんかったけど悪そうなおっさんめっちゃ出てきてめっちゃオモロい。