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フェイブルマンズの1121のレビュー・感想・評価

フェイブルマンズ(2022年製作の映画)
4.2
スピルバーグの半自伝的映画ということで、映画への情熱、制作の苦悩、それらを観たかった人は肩透かしを食らう映画だと思う。



映画を撮るのが好きな主人公、大好きな映画で時には人を喜ばせ、時には人を傷つけ、時には傷つけられ、映画とは何か、このメッセージを人間臭く複雑な家庭環境を主に描写して、こちら側に伝えようとする脚本が卑しくなくて大好きでした。

スピルバーグにとって映画は全て、だが人生においては一部でしかないというような客観的視点が冷静で説得力もあり物凄いなと思いました。
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