スピルバーグの自伝的映画。
心の奥に、静かに訴えかけてくる物があった。心を捉えて離さない映画だったのだけれども、そこに、派手さは、なくて、観ている間に、じわじわと心の中に染み込んでいたといった感じ。やっぱり、スピルバーグって凄いなと実感した。
観る前は、もっと軽快な内容だと思っていた。この映画で、スピルバーグが、幼少期から抱えていた苦悩を隠さず吐露していることが、スピルバーグの凄さを浮き彫りにしていると思う。
天真爛漫な母親ミッツィを演じたミシェル・ウィリアムズが、はまり役だったと思う。
デヴィッド・リンチの登場には、とても驚いた。