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ナイトライド 時間は嗤うのowlマンのレビュー・感想・評価

ナイトライド 時間は嗤う(2021年製作の映画)
3.4
裏社会の世界から足を洗い、愛する人と真っ当に生きようと決めていた...今夜の取引を最後にして...

取引に向かう夜の94分をワンショット長回しで撮影されたクライム映画。

画角は取引先へ向かう車内での主人公と仲間たちや、闇取引業者との電話でのやり取りが9割なのだが...電話の向こうから聴こえる“声”だけが、今主人公が立たされている現状を知るツールとなっていて...94分の時間もリアルタイムで進んでいくので、緊張感のあるドライブを一緒に走っているような気持ちになりました。

しかし、ワンショットでの撮影で、電話でのやり取りする人物が結構いるので、姿が見えない登場人物の“声”と“名前”、“今の動向”を頭で一致させながら観るのが少し大変でした💦

声だけの登場人物だらけなので、どんな人なんだろう?この人は何しているの?と色々と想像しながら見るのは、ラジオ小説な感じで楽しい反面、どんな顔か見たかったぁ~ってなります!

この夜を主人公は乗り越える事ができるのか?
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