てるる

ノーセインツ 報復の果てのてるるのレビュー・感想・評価

ノーセインツ 報復の果て(2022年製作の映画)
3.3
のむコレ6上映作品。
書くの忘れてた。

ポール・シュレイダー脚本。
この人の作品ってここ十数年は微妙なのしかないのに、何故かコンスタントに作られてるの何でだろ。

この映画もつまらなくはないけど、微妙です。

暴力が暴力を産む連鎖。
悪いことしてた男が拐われた息子を探す話。

主人公はかなり強い上に容赦なく拷問とかするのでそこは爽快。
やはり悪いヤツが苦しむのは目の保養。

ニール・マクドノーが黒幕かと思いきや、すぐ拷問されて「ショタコンおじさんに息子は引き渡した!」とか言われる。

そりゃやべぇてことで怒りにうち震えるけど、金で協力してくれる女性とイチャコラしたり結構ダラダラします。

主人公は無双するくらい強いのに、詰めが甘いというか、油断しすぎ。
満を持して登場のロン・パールマンも「地獄の黙示録」のカーツ大佐に憧れてるの?て感じ。
ショタコンというのもウソ?

「ユニバーサルソルジャー 殺戮の黙示録」も後半はまんま地獄の黙示録オマージュやってたけど、それだけ影響与えた映画なんだなと。

残念なのはアクションがブレブレで見えづらいところかな。
主演の人よく知らないけど、本来アクション俳優じゃないのかな。

ちなみにティム・ロスとかトミー・フラナガンはチョイ役ですので期待しないように。
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