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時元戦国史 黒の獅士 陣内篇のmitakosamaのレビュー・感想・評価

2.7
永井豪原作のOVA。信長の伊賀天正の乱から発する伊賀忍者の戦いにターミネーターの要素をプラスしたSF時代劇。

伊賀天正の乱にて、信長軍が超未来兵器で伊賀の里を滅ぼす。ビーム兵器などが飛び交うワンダーさ。さらに信長軍には銅磨陣内なる不死身の巨漢が伊賀忍者を虐殺しまくる。
伊賀の獅子丸一人が生き残り、甲賀の忍者に救われる。
獅子丸は忍者だが真っ赤なド派手衣装だ。顔は兜甲児まんま。

獅子丸は甲賀者とは反発し単独で陣内に挑む。だが不死身の陣内はどうやっても殺せない。
結局獅子丸は甲賀忍者と共闘。罠にかけやっとの事で追い詰めたら陣内の身体は機械仕掛けだ。
中から銀色の骸骨メカが露出する。マジでターミネーターそのまんまだ。

陣内を不死身にし信長を操る謎の勢力と、ラストに獅子丸らの前に現れた味方する勢力。
異星人文化のようだが、特には説明されず。

原作では相当大きなサーガを想定していたようだが、今作はほんの触りだけで終わったね。
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