オンライン試写会で拝見しました。
これね、ちょっともしかすると観る人を選ぶかも知れません。
これ見て思い出したのは「トムボーイ」のゾエエランと「なまいきシャルロット」のシャルロットでした。
その辺りが好きな人は好きだと思います!
大人になる前の少女がとても良いんですよ。
可愛かったなぁ。この娘。オーディションで選ばれたそうですが、きっと将来は大物女優になるんじゃないかなと誰しもが思う可愛さですよ。
元少女としては、完全、娘の目線で見てました。
11歳という微妙な年齢が良いんですよね。
娘から見た父、ビデオカメラで撮った映像なんかも入って来たりして、懐かしさで溢れてます。
父と離れて暮らしてる寂しさなんかも感じたり、休暇が終わってしまう寂しさも感じたり。
こんな経験や思い出がみんなあるんじゃないかななんて雰囲気がいいんですよね。
ハッキリと描かれない部分も多くて、想像力が働くのも逆に良いんですよね。
そして、音楽の使われ方が絶品。旨い。上手い。お見事👏
「この音楽の使い方、めっちゃすごくね?」と若者だったら言いそうな感じなんですよw
ちょっと見たことないくらい秀逸でシビれました。
もちろん選曲も良いんです。80〜90年代を生きた私たちには特に。
ハッキリと示されたりしないんですけど、なんかくるんですよ。ラストの方でグッと来まして泣きそうになりました。
途中え?!えええ!ってシーンがあってそこが何だったのかも分かんないんですけど、そんなのを含めて観た人同士で語り合いたい作品でした。
余韻がすごいです。
お口に合いそうでしたら、是非劇場で!
私も劇場でもう一度観たいな。