思春期真っ只中の11歳の少女ソフィは、離れて暮らす若い父親カラムとトルコのリゾート地にやって来た。晴れた空の下、カラムが入手したビデオカメラをお互い向き合い、親密な時間を過ごす。20年後、その当時の父親の年齢と同じになったソフィは、ビデオカメラの映像を観直して父の知らなかった部分を知るようになる。
父と娘が一緒に過ごした時間、本当にかけがえのない時間だなと実感します。自分の感覚なんですけど、ゆっくり時間が流れているようでした。ほのぼのしている雰囲気の中に切なさも交えているところが素晴らしいセンスです。