期待が大きすぎたのか?
前の2作品ってこの程度の面白さでしたっけ?
いやいやもっと面白かったハズでは?
なぜ?
監督のせい?
いや、この監督『フリー・ガイ』はそこそこ面白かったぞ。
じゃあ、マルチバースのせい? やっぱり?
う~ん、オープニング・クレジットあたりがピークだったか。
デッドプールの毒舌は相変わらず楽しいけど、どのシーンもダラダラ長くてしつこい。
結局最後まで小技に終始したまま大技が決まらなかったという印象。
前の2作はバカバカしいなりにも最低限の話の筋というか骨格があった気がするのに(気のせい?)本作はデッドプールとウルヴァリンのツーショットを映しとくだけでファンは喜ぶだろうという手抜きとも惰性とも思える展開が延々と・・・
X-MENシリーズやMCU以前の懐かしのアメコミキャラたちの登場は嬉しかったものの、『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』や『ザ・フラッシュ』の後では二番煎じ・三番煎じ感も否めず、ミステリー大作の豪華出演者が後になるほどショボくなるのと似たような印象も。
『ローガン』で有終の美を飾ったウルヴァリンをわざわざ引っ張り出し、ディズニーでR指定の快挙だと期待させときながら、爽快感も満足感も中途半端なままで劇場を後にすることになってしまい残念。
ちなみに平日の最終とはいえ客はガラガラでした。てっきり大入りだと思ってたのに。